自主退学を勧められた！高校卒業したい場合の対処法と退学以外の進路選択は？

成績不振などで高校から高校から自主退学を勧められることがあります。

勧められるがままに退学してしまうと、高校卒業できません。
学歴は、中卒になります。

将来のためにも、高校だけは卒業しておきたいですよね。

退学を勧められた時に取るべき行動をお伝えします。

自主退学を勧められて退学するとどうなる？

高校から自主退学を勧められることがありますが、退学にはリスクがあります。
高校を退学してしまう前に、退学後のリスクについても考えてみましょう。

• 高校中退となり、最終学歴が中卒になる
• 就職したい時に高卒以上を条件とする仕事に応募できない
• 大学に行きたいと思った時にスムーズに進学するのが難しい
• 専門学校に行きたいと思った時にスムーズに進学するのが難しい
• 高校での友達と疎遠になることも
• 高校卒業しなかったという後悔が残ることも

高校を退学してしまうと、最終学歴が中卒になります。
今は「中卒になってもいい」と思うかもしれませんが、就職したいと思った時に仕事の選択肢が少なくなるリスクがあります。
就職した後に「やっぱり高校卒業しておきたかった」と後悔する人も多いです。

高校から退学を勧められる理由

高校から退学を勧められる理由は、

• 成績が足りなくて進級の見込みがない
• 出席日数が足りなくて進級の見込みがない
• 素行不良なので高校にいてほしくない

こんな理由が考えられます。

進級の見込みがなくて留年してしまう場合にも、退学を勧められることがあります。
その場合は、通信制高校への転校を勧められることもあるようです。

問題は、素行不良によって退学を勧められた場合。
素行不良の場合は、高校から迷惑がられているため、退学を勧められます。

しかし、高校から「退学」と言われても焦って退学届を出さないでください。一度退学届を出してしまうと、高校卒業資格を取るのが少し複雑になってしまいます。
高校卒業資格がほしい場合は、退学以外の選択肢を検討しましょう。

就職する時の条件として「高卒以上」という求人がほとんどである今、高校中退は将来のためにも避けたいものです。

退学を進められた人の進路選択って？

退学を進められても、選択肢は退学だけではありません。
退学する前に転校することもできます。
また、退学した後でも、別の高校に編入することで高校卒業を目指すこともできます。

退学を進められても、進路はあるので「高校中退しか選択肢がない」と落ち込まずに次の進路を考えることもできます。

退学を勧められた時すぐに退学届を出してはいけない

高校から退学を勧められても、退学したくない場合は退学届を出してはいけません。
自主退学を勧められている場合、いきなり退学になることはなく、高校との話し合いの機会が設けられます。
すぐに退学、というわけではなく高校と話し合う時間があるので、焦らず考えることが大切です。

高校は卒業しておきたいという場合、退学ではなく転校することで同級生に遅れず高校卒業が可能になります。

退学してしまうと高校卒業が延期される

高校から退学を勧められたとき、まずは今の高校を退学してからすぐ別の高校に入れば普通に高校卒業できると思うかもしれません。

しかし、一度退学してしまうと、すぐに別の高校に入ったとしても卒業時期は延期されます。

退学はいつでもできますが、高校は3月に卒業するか9月に卒業するしかできません。

一度退学してしまうと、3月卒業ではなく、9月卒業、または翌年の3月卒業になってしまいます。

同級生よりも遅れて高校卒業することになります。

同級生に遅れず高校卒業するためには転校する

高校から退学を勧められても、退学届を出してはいけません。

通信制高校へ転校することで、同級生に遅れず高校卒業が可能になります。

通信制高校に転校すると、通信制高校を卒業することになります。

通信制高校は就職が不利というイメージがあるかもしれませんが、与えられる求人はどの高校も同じです。
求人を探して、気に入った企業に応募し、就職するだけです。

求人を探す時も、高校としてサポートするので、通信制高校だから就職に不利ということはありません。

高校から自主退学を進められた時は、退学せず、転校の手続きを取ることで同級生に遅れず高校卒業を目指せます。
日本航空高校（通信制）への転校は毎月可能です。