

通信制高校に転校したら、どんなデメリットがあるんだろう…
通信制高校は登校日数が少なくて高校卒業を目指せるとか、いいところは知っているならデメリットについても知って、転校すべきかを検討したいですよね。
通信制高校に転校する前には当然、デメリットも知っておくべきです。
通信制高校から見たデメリットを紹介します。
通信制高校に転校するデメリットは新しい友達が作りにくくなる事
通信制高校は、全日制高校に比べると登校すべき日数が少ないです。
日本航空高校(通信制)の場合は年間で数日だけです。
全日制高校では嫌でも毎日集まるため、自然に仲良くなるということがあります。
でも通信制高校では毎日は会わないので「自然に仲良くなる」というのは発生しにくくなります。
稀に、とても人懐っこい性格の生徒もおり、話しかけてもらって友達になる、というのを見かけますが、通信制高校には人見知りの生徒が多いのでやはり「自然に友達ができる」というのは難しくなります。
通信制高校に入ることを決めた時、人間関係に悩んでいた人は多いと思います。
そのまま疲弊し続けるよりも、いったん人との距離を置くことが良かったりします。
人間関係に疲れてしまった場合はリセット期間も必要
高校で人間関係に疲れてしまって、卒業できるかが危ういという場合には、通信制高校に転校して、一度人間関係をリセットする期間が必要なこともあります。
社会人になると、人間関係をリセットするのは難しくなってきますが、高校生のうちならまだ大丈夫です。
リセット期間をおいて、「また頑張ろう」と思えた時に人間関係を築いていくことができます。
通信制高校では自然と友達ができるというのは難しいですが、友達を作るのは可能です。
通信制高校では自由な時間が増えるため、バイトできる状態であれば、バイトをすることで新しい友達を作ることも可能です。
他にも高校生が働いているような、飲食店でのバイトなどが良いですね。
通信制高校に転校するデメリットは自分を律するのが難しい事
通信制高校では、課題の管理やスクーリングの計画など、自己管理が大切になると言われています。
課題は朝やってもいいし、昼やってもいいし、夜にやっても良いものです。
期日までに課題をやることは自分を律することになり、一人ではそれが難しくなることがデメリットです。
公立の通信制高校などでは学費が安い分、自己管理も厳しくなる傾向があります。
しかし提携校では課題の管理やスクーリングの計画を立てたりしているため、自己管理が難しい生徒さんも高校卒業までサポートを受けることができます。提携校に通学している場合は特にデメリットではなくなります。
通信制高校に転校するデメリットは履歴書の高校が2行になる事
通信制高校に転校すると、履歴書に2つの高校を書くことになります。
でも、通信制高校に転校する理由は人それぞれです。
不登校になる原因が人によって様々あるように、通信制高校に転校する理由も人によって様々です。
卒業生からは、就職面接の時に通信制高校への転校を理由を聞かれることは稀だと聞いています。
履歴書に高校の行が増えた理由を聞かれた人もいるし、聞かれなかった人もいます。
転校の理由を聞かれた時の対応の仕方は、就職支援として指導しています。
誰にでも短所はある
就職活動時に提出する履歴書に、高校を2つ書かなければいけないので、それをデメリットと捉えることもありますが、実際には通信制高校から就職希望の生徒さんは全員就職しています。
就職面接で転校について聞かれても、しっかり受け答えをしてデメリットにせず、しっかり就職しているのが現実です。
就職活動時の面接でよく聞かれるのがm自分の長所と短所についてです。
通信制高校への転校が一種の短所ととらえるかもしれません。しかし転校したことのない子にも短所はあります。
転校がデメリットになるかどうかは、自分次第でもあります。
当校では高校卒業後の進路確定に力を入れています。

転校がデメリットなんて言わせない!
通信制高校に転校して、卒業していった生徒さんが「転校してよかった」と思えるのは、やはり高校卒業後の進路が確定したときではないでしょうか。
まずは高校卒業、そしてぼちぼち進路について考え一緒に行動していきましょう。