通信制高校へ転校して充実した高校生活を送る生徒がいる一方で、通信制高校に転校して後悔したという声もないわけではありません。
通信制高校に転校して後悔することとは、一体どんなことなのでしょうか?

通信制高校に転校したいけど、後悔しないか不安・・・。
この記事では、通信制高校に転校して後悔したことをご紹介します。
また、後悔しないための解決策もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
通信制高校に転校した後、後悔することがわかります。後悔しないための解決策もわかります。
通信制高校に転校して後悔したこと5つ

通信制高校にはメリットもありますが、目的もなく通信制高校を選ぶと後悔することも。
通信制高校に行って後悔することを5つご紹介します。
勉強の自己管理が難しくて堕落してしまう

通信制高校は、全日制高校とは異なり毎日学校に通う必要がない場合がほとんどです。
タブレットやスマホで教育を受け、レポートやテストを提出することで高校卒業に必要な単位を取得します。
一部スクーリングで登校することはありますが、基本的には自分が決めたスケジュールで勉強をします。
時間を自由に使えることが通信制高校の魅力の1つですが、厳しいルールや校則がないため、自己管理が難しいというところもがあります。
人はどうしても楽な方に流れてしまうものです。
自己管理をすることができないと、どこまでも堕落してしまう可能性があります。
通信制高校で後悔しないための解決策
勉強の自己管理に自信がない方は、手厚いサポートのある通信制高校を選びましょう。
先生やカウンセラーが生徒一人ひとりに合ったサポートをしてくれるので、途中で挫折せず高校卒業できるというメリットがあります。
勉強面だけでなく、生活面や精神面についても考慮してくれるので、高校生活を支えてくれる存在になります。
また、通信制高校の勉強方法は、通学中心にするのか、自宅中心にするのか、選ぶことができます。
1人で勉強をすると堕落してしまいそうな場合は、登校回数が多いコースを選ぶのも後悔しないための解決策です。
日本航空高校通信制JAAサテライトでは、自己管理が難しい子がどこまでも堕落しないように、一人ひとりとLINEやzoomでやりとりをしています。集団の教室では発言するのが難しい子も、1人ずつなら対話ができます。
高校生になると、どのように高校生活を送っているのか、勉強はどうなっているのか、保護者の方には見えづらくなることもあります。
「子どもの様子を知りたい」「ちゃんと課題を提出しているのか気になる」等、ご要望があれば保護者の方にも定期的に連絡し、不安なく卒業を目指してもらえるような教室になっています。
クラスメイトとの関わりが少なくて寂しい

通信制高校は、毎日同じクラスメイトと過ごすわけではありません。
スクーリングや行事でクラスメイトと会う機会はありますが、全日制高校と比較するとクラスメイトと過ごす時間は少なくなります。
勉強も基本的には1人ですることになるので、クラスメイトとの関わりが少なくて寂しいと感じることも。
通信制高校に転校する前は、クラスメイトとの関わりがツライと感じていた方も、実際に関わりがなくなると後悔するかもしれません。
通信制高校で後悔しないための解決策
通信制高校に転校したあと、孤独や寂しさを感じそうな場合は、クラスメイトと関わる機会が多い通信制高校やコースを選ぶと良いでしょう。
通信制高校の中には、遠足や文化祭などの学校行事以外にも独自のイベントや行事を開催している高校もあります。
登校する日数は少なくても、行事やイベントに参加することで友だちを作ることもでき、適度な人間関係ができます。
また、自由な時間が豊富にある通信制高校では、学校以外の場所で人と関わる機会を増やすことも可能です。
アルバイトや趣味の習い事、ボランティアなどでの人との関わりは貴重な経験になります。
登校できない人は放置される

通信制高校の登校回数は、学校やコースにより年数回〜週5回までさまざまです。
自分の希望に合った登校回数の通信制高校を選ぶことができます。
自由に登校スケジュールを組める一方で、計画どおりに登校するためには自己管理が必要です。
通信制高校では、学校側が出欠を管理しない場合があり、生徒が登校しないことが続いても放置されてしまうことがあります。
通信制高校は、レポートの提出やスクーリングをすることで単位を取得します。
登校できないことがそのままになってしまうと、卒業に必要な単位を取得することができないので、卒業が遠のいてしまいます。
通信制高校で後悔しないための解決策
不登校や体調不良などの問題で登校することが難しい場合は、通信制高校を選ぶ段階でどんなサポートが受けられるか確認しましょう。
これまでの状況を通信制高校の先生とも共有すると具体的なサポート内容を聞くことができます。
登校や体調に不安のある生徒へのサポートが充実している通信制高校では、登校に関する相談に乗ってくれたり、一緒に解決策を考えてくれたりします。
また、スクーリングの内容や回数を確認しておくこともとても大切です。
登校することが難しい生徒に寄り添い、できる限りスクーリングの回数を少なく設定している通信制高校もあります。
無理なく3年間で卒業を目指せる通信制高校を選びましょう。
日本航空高校通信制JAAサテライトでは、体調面やメンタル面で登校が難しい場合も、一緒に解決策を考えます。
登校が難しい理由などはひとりひとり違います。解決策もそれぞれです。
例えばスクーリングに行くのが難しい場合、日数が少なければなんとか頑張れそうなのか、時間が短ければなんとか頑張れそうなのか、一人ひとりと話し合い、一緒に考えます。
通信制高校の勉強だけでは大学入試に対応できない

通信制高校を卒業すると全日制高校と同じ高卒資格を取得することができます。
通信制高校から大学への進学は可能で、通信制高校に通いながら受験勉強に励む生徒もいます。
ただし、通信制高校の授業や勉強だけで大学入試に対応することは難しいです。
なぜなら、通信制高校を卒業するための勉強内容は基礎レベルであり、全日制高校と比較すると授業時間も短いからです。
志望する大学に合格するためには、通信制高校を卒業するための勉強とは別に受験勉強をする必要があります。
通信制高校で後悔しないための解決策
通信制高校から大学進学を目指す場合は、大学受験に強いコースがある高校を選びましょう。
大学受験に強いコースでは、受験対策授業や大学受験に関するサポートが受けられます。
学力試験対策だけでなく小論文や面接対策など、一人ひとりの受験方法に合ったサポート体制がある通信制高校もあります。
また、進学実績を確認しておくことも大切です。
志望する大学への進学実績がある通信制高校には、合格するためのノウハウがあるはずなので、安心して受験までのサポートが受けられるでしょう。
日本航空高校通信制JAAサテライトでは、大学受験のための進学コースがあります。関関同立、医療系大学など、志望大学に合わせた受験サポートがあり、進学校からの転校生も多数在籍しています。
通信制高校への転校で大学受験を諦めることがないように、受験に向けた計画・実行・振り返りを行い、大学合格を実現しています。
これまでに大阪大学、兵庫県立大学、神戸市外国語大学、関西学院大学などに合格しています。
通信制高校への偏見があってツライ

日本では全日制高校に通う高校生と比べると、定時制高校や通信制高校に通う生徒は少数派です。
そのため、「通信制高校に通っているのは、人間関係や勉強に何か問題があるからでは?」と考える人も少なからずいるようです。
そういった世間の偏見が気になり、「通信制高校への偏見があってツライ・・・。」と後悔することも。
偏見により将来の進学や就職に不利になるんじゃないかという不安が後悔につながることもあります。
通信制高校への偏見、実は‥
通信制高校への偏見をもっている人はいますが、実際には通信制高校を卒業したことで進学や就職で不利にはなりません。
最近では通信制高校のカリキュラムが充実し、仕事やスポーツ、芸能活動などに専念するために、積極的に通信制高校を選んでいる生徒も沢山います。
大学への進学実績が豊富な通信制高校も増え、通信制高校は学力が低いという時代ではなくなっています。
元々は不登校だったけど通信制高校を卒業して就職している卒業生もたくさんいます。
通信制高校への偏見は、就職や進学には影響しません。
偏見自体はあったとしても、就職や進学に影響がないということは、気にする必要がないということです。
通信制高校に転校して後悔しないためのポイント5つ
通信制高校に転校して後悔しないためには、自分に合った通信制高校を見つけることが重要です。
どんな学習スタイルなら続けられそうか?どれぐらいの登校なら頑張れそうか?など、5つのポイントを確認してみてください。
- 自己管理が難しい人はサポートを受ける
- 学校説明会に参加する
- これまでの状況を共有してどんなサポートを受けられるか確認する
- 学習方法やスクーリングなど、無理なく卒業できそうかを確認する
- 大学に行きたい場合は受験対策に対応しているかも確認する
資料請求をしたり学校説明会に参加して、情報収集をしましょう。
特に学習方法やスクーリング回数、サポート体制は確認しておきたい点です。
大学受験を希望する場合は、受験対策コースのある通信制高校を選びましょう。
後悔しない通信制高校を選ぶために
通信制高校は、あなたに合った学習スケジュールで高校卒業を目指せるのが最大のメリットです。
- いろんな不安があって登校できる日が少なくても高校卒業できる
- 自由な時間を好きなことや勉強に思いっきり使える
- 働きながら、療養しながら高校卒業できる
- 全日制高校で留年と言われても卒業を目指せる
- 社会で活きる勉強ができる

登校や勉強に不安があっても大丈夫です。
学習面、生活面、精神面で手厚いサポートをしてくれる通信制高校があります。
高校を卒業すると大学や短大、専門学校への進学が可能になります。
中卒よりも就職の幅も広がるので、高校を卒業しておいて損することはありません。
後悔しない通信制高校を選ぶために、資料請求や学校説明会に参加して、あなたに合ったスタイルやサポートのある通信制高校を選んでくださいね。