起立性調節障害の高校生が高校卒業するためにすべきこと

起立性調節障害は、起立時の調節がうまくいかずに朝起きられない状態のことです。
起立性調節障害になると朝起きられないため高校生活を続けるのが難しくなります。
高校は義務教育ではないため、出席日数の不足などで進級できないこともあるからです。

起立性調節障害の高校生が高校卒業するためにすべきことを紹介します。

医師の指示に従い生活する

高校生が起立性調節障害になった場合、まずは医療機関での治療を受けることになります。

投薬がなされる場合もあり、まずは医師の指示に従ってみましょう。
治療を受け入れることで効率的に回復が目指せます。

高校に協力を求める

高校生が起立性調節障害になった場合、高校からの協力が欠かせません
高校卒業要件を満たすために、さまざまな配慮が必要となります。

登校時間の調整や、スケジュール管理などです。

朝起きられないことは高校卒業には致命的になってしまいますが、高校からの協力が得られると、高校卒業の可能性が高まります。

全日制高校では起立性調節障害への配慮や協力を求めるのは難しいでしょう。
卒業要件に、登校日数も含まれるからです。

通信制高校では、起立性調節障害でも高校卒業が可能です。
ただし、個別に相談に応じてくれるところがいいですね。

ストレスに対処する

起立性調節障害になると、他の高校生と同じように物事が進まないことが大きなストレスになります。

生徒生徒

他の高校生は朝起きて学校に行くのに、どうして自分はできないのだろうって思う

ストレスを一人で抱え込んでしまうと、気分が沈んでしまったりして高校生活に悪影響があるため、適度にストレスを解消していく必要があります。

お家の人に話を聞いてもらうのもいいでしょう。
しかしお家の人も疲れてしまうかもしれないので、周囲に相談できる人を見つけておくのがおすすめです。

起立性調節障害について理解のある先生に話を聞いてもらえると良いでしょう。

先生先生

通信制高校には、理解のある先生が比較的多いと思いますので、確認してみてください。

できる範囲の自己管理をする

起立性調節障害の高校生が高校を卒業するためにすべきことを挙げました。

  • 医療の力を借りること
  • 高校に協力してもらうこと
  • ストレスを溜めすぎないこと

ここまでは、周囲の人に手助けしてもらうことです。
周囲の人からの手助けプラス自分でもできることをやると、ますます高校卒業に近づきます。
自分でできるとことというのは、栄養バランスに気をつけた食事を摂るとか、気分転換の方法を見つけるなどの自己管理です。

このような対策をすることで、起立性調節障害のある高校生も高校卒業を目指すことができます。
ただし個人差があるので、無理しすぎないように上手に周囲の人を頼ってくださいね。