高校でいじめに遭ったら転校すべき?いじめに耐えると被る3つの損失

高校でいじめに遭っている場合、転校するのが最善策である可能性があります。
いじめに耐えるという美学のようなものがあるかもしれません。
いじめに遭ったけど乗り越えて強くなれた人は、結果がたまたまそうであっただけで、万人に共通することではありません。
高校でいじめに遭っている場合、転校が最善策であることもあります。
高校を転校するのは容易ではありませんが、いじめに耐えていると多くの損失を被ってしまうことになります。

いじめに耐えていると勉強の機会を損なう

高校でいじめに遭っていると、授業中も勉強どころではなくなります。
いじめで精神的ダメージを喰らっていると集中力が低下し、さらに勉強に集中できなくなります。

また、いじめに遭っていると不登校になることもあり、教育の機会損失につながります。

いじめがなければ受けられた授業、学べたこと、いじめのせいで勉強の機会を損なってしまいます。

いじめに耐えていると人間関係の機会を損なう

高校でのいじめに耐え続けると、心身の健康や勉強の機会損失の他にも、人間関係を作っていく機会を損なってしまいます。

いじめのない高校に転校することで、新しい人間関係を築き始めることができ、新しい環境を手に入れることができます。

いじめに耐えていると心身の健康を損なう

いじめは心身に深刻なダメージを与えます。
いじめの加害者は「遊びのつもり」「冗談のつもり」かもしれませんが、被害にあった人の気持ちを無視した犯罪であることもあります。

いじめに耐えてこそ強い精神力が養われるという考えの人もいるかもしれませんが、心身の健康を損なってからでは、取り返しがつかないことにもなりかねません。

いじめを実行する加害者が悪いのに、なぜ被害者が転校しなければいけないのか、理不尽さを感じると思います。
でもいじめの近くに居続けることにメリットはありません。
転校することでいじめの加害者から離れ、心身の健康を守ることができます。

転校するかどうかは見極めが大事

いじめは許されることではありません。
いじめに遭ってしまったら、そこから離れることが最善策です。

いじめる奴が絶対に悪いのに、いじめられた方が転校するなどの被害を被るのは理不尽ですよね。

でも、心身への深刻なダメージは何を差し置いても、回避しなければなりません。
勉強の遅れは、やろうと思えばいつからでも取り戻せますが、心身のダメージから回復するのはなかなか難しいことだからです。

通信制高校にはさまざまな理由で転校してきた生徒さんがいます。
転校とは、それぞれの事情を抱えながら高校卒業に向けて新しいスタートを切ることです。
卒業時には笑顔で、新しい目標に向けて進んでいけるよう、サポートしていきます。