

通信制高校だと進学に不利かなぁ
大学進学したいけど、通信制高校が進学に悪影響を与えるのではないかと不安な方へ、通信制高校生の大学進学についての現状をお伝えします。
通信制高校でも大学進学できる
通信制高校から大学進学している生徒の割合は、全国的に見ると全日制高校よりも少ないです。
しかし、通信制高校はいろんな事情の人がいます。
- ただ高校卒業したいだけの人
- 働きながら高卒資格が欲しい人
- 就職するために高卒資格が欲しい人
全日制高校であれば、大学進学したい人が集まる高校もあり、大学進学の割合は高くなります。
でも通信制高校にはいろいろな事情を抱えた人がいるので、そもそも大学進学を希望していない人もたくさんいます。
通信制高校からの大学進学率が全国的に低いのは、そういった理由からです。
日本航空高校JAAは、大学進学を希望している生徒は全員大学進学を叶えています。
大学入試で重要なのは学力と体調管理
大学進学したいと思っているたくさんの子が大学進学を叶えているとお伝えしました。
大学進学を叶えた卒業生をたくさん送り出してきたサテライト教室として、「通信制高校だから」という理由で大学進学が不利になるということは絶対にないと断言できます。
たくさんの卒業生を送り出してきて確信したことがあります。
大学入試で重要なことは、
- 学力
- 体調管理
この2つです。
一般入試でも、推薦入試でも、AO入試でも同じです。
通信制高校だからという理由が大学進学に不利になるということはあり得ません。
大学受験に学力が重要というのは言うまでもありませんが、体調管理もかなり重要です。
大学入試は、秋から冬にかけて行われます。
冬には風邪をひきやすいということもありますが、通信制高校に通う生徒さんの中には気圧によって体調を崩してしまう子がいたり、理由はわからないけど気分と共に体調が悪くなってしまう子もいます。
大学入試を乗り切るためには、体調管理も重要になってきます。

普段から気をつけるべきは、無理しすぎないこと、よく笑うことですね。
通信制高校が大学受験に向いている理由
通信制高校が進学に不利どころか、実は大学受験に向いている理由があります。
通信制高校を卒業するための課題は、1週間のうちに3時間ほど集中すれば終わるぐらいの分量になっています。
全日制高校を卒業するためには、1日数時間の授業に毎日出席しなければなりません。
全日制高校の授業の中には、受験に関係する教科の授業もありますが、受験に関係のない授業もあります。
通信制高校なら、高校卒業するために課題を最低限取り組んで、残りの時間は全て、自分の受験に必要な教科に絞ることができます。